Anamnesis
Another
いろあせていくフィルムのように
たしかないまもいずれかすんで
なんでもなくわらいあった
せつなのじかんとひかり
つながってゆくきおくのそこに
だれかがみつけるためあると
しんじているいまでも
なぜこころはなぜいたむの
むねのかたすみふあんかかえて
いきることをおそれながら
むいみにといかけつづけた
うしなってゆくきおくのなかで
だれかにすくいをもとめている
きみのこえ
ぼくはつかむ
ちいさくてもきこえなくても
きみのためすくいあげるから
めぐりあいまたとおざかるひび
いまもあざやかなひかりともす
なにもかもなくしたよるも
ぼくらだけがしるあのばしょへ
いつだってかえろう