Gamushara (Opening 5)

じりじりと鳴る
アスファルトに
溶ける夢
高鳴る蟻の群れが

正しく生きる
本能ならば
なぜあたしは
ここにいるの

期待通りなど
ごめんなの
自分で
やれるからさ

どうだっていい理屈ばっか張りついた
張りぼての世界を生きてく
誰かのためじゃない今はまだ
自分に追いつくまで

立ち止まることが
罪かのように
今日もせわしなく
動く街は

焦りにのみ
困られそうな夜
見上げた空に
星ひとつ

進めって言うけど
どちらが前かさえも
わからないよ

どうだっていいよ 明日なんて今だけを
確かめながらしか生きれない
誰かのせいになんてしたくない
自分の生きる道は

小さく丸まって
何を怖がってるの

どうだっていい理屈ばっか張りついた
張りぼての世界を生きてく
誰かのためじゃない今はまだ
自分に追いつくまで

がむしゃらで地面蹴飛ばした
体中の声が翼広げて
どんな未来も舞うよ風受けて
自分を追い越すまで