Tojita Sekai
Camellia
だいちのはじにつくりもののかべ
そのさきにはただおわりがひろがってると
ずっとしんじていた
ほころびからそらのわれめをみつけたとき
あるきだして
どこへみちびいているのかぐちゃぐちゃのみち
そっとてひかれるかぎりまだすすもう
みじかくてながいようなたびじがおわるときに
そのひとみにめいろのそとのあおをみせられるのなら
かべをまとうせかいでがけのかこむせかいで
このしんたいがくちてもちきっとでぐちをさがすよ
こえつきるひまで
ほしをこえてうみをさいて
にせのそらがおおとじたせかいで
ゆくてのないせかいではこのなかのせかいで
そのひとみにえいえんのかけらをうつせるのならばめとじるひまで
まだきょうかいのうえとぼうにたいのつばさで
さよならのかねならして
とじたせかいへ
ほしをこえてうみをさいて