Antoinette Blue
D.Gray-Man
夢を見た怖い夢を
遠ざかる背中に
凍えた
あるはずのその温度を
もう一度って
探してた
向き出しの一人の夜
逃げる場所も何もなくて
ああいつか戸惑いながら
自分を責めてた
だから側にいて
ずっとだと言って
悪魔の声をかき消すまで
失わぬように
そっと確かめる
大切な記憶は
過ちになっても
ねえなぜか美しいだけ
青い蝶
沖に入りの髪留めを
背中に飾って
風に舞う君はそれを
標本見たいって笑った
飲まれてく光るの渦
だけどとても優しすぎて
引き金を引ける準備を
私は知っていた
だから側にいて
ちゃんと触れていて
私が指に溶け出すほど
息の音を止めるそんな快楽で
乾いた約束は
ケロイドを残して
こんなにも愛しいだけ
だから側にいて
ずっとだと言って
悪魔の声をかき消すまで
失わぬように
そっと確かめる
いつかそのすべてが
過ちになっても構わない
愛におかして