Kimi Ni Sekai
Eve
ああ、物語が終わるの
嫌になることばっかだったな
だけど涙が溢れちゃうのは
ああ、結末は知らないでいたい
少し寂しくなるくらいなら
このまま続いてほしいかな
八十になると思ったの
君に明日はずっと来ないんだよ
澄ました顔で言われましても
実感も湧きやしないんだよ
今日が最終回だとしたら
もう少しで終わりだとしたら
僕は今日何を食べるんだろう
誰と会えるんだろうな
君に空は青く見えたかい
君に世界は赤く見えたかい
君の世界に色はあったかい
君の世界に僕はあったかい
声を詰まらせて僕らは泣いた
夕暮れ時の懐かしい香りに
心が踊った
あなたがいたらもっと
伸びた影は僕をそっと
美味しそうに飲み込んだ
抱きしめてずっと
考えてた 考えてた
願うことから始めてご覧
傲慢なことではないんだから
今でなくなるのが悲しいから
やらなかったことは溢れ出して
もしも世界を変えたいのなら
希望と共にありたいのなら
僕はこの林檎を植えるだろう
ここに旗を立てるだろう
君に空は青く見えたかい
君に世界は赤く見えたかい
君の世界に色はあったかい
君の世界に僕はあったかい
君に空は青く見えたかい
君に世界は赤く見えたかい
君の世界に色はあったかい
君の世界に僕はあったかい
声を詰まらせて僕らは泣いた