Tomodachi
Fujita Maiko
はじめはあなたの
れんあいのそうだん
きいたりはげましたりしてた
つらくなったとき
なぜかいちばんにあなたに
はなしたくなった
きづけばわたしのほうが
ささえられてた
あなたがほかのおんなのこと
わらってるすがたみただけで
どうしてこんな
きもちになるの
いきがくるしいよ
いまだってちかくにいるのに
それいじょうのぞみはじめてる
いえない
だってわたしはきょうも
あなたのともだち
まちあわせをした
ふゆのかえりみち
かわぞいふたりあるいて
つよいきたかぜも
かじかんだゆびも
へいきだっておもえる
うしろからきたじてんしゃに
かたひきよせて
だすけてくれた
こういうあなたとのいっしゅん
またこころのおくにのこるから
はなれたときにもおもいだして
むねがくるしいよ
どうしての?」-てやさしいこえ
ほかのこにもおなじようにするの
ちがうっていってほしいでくだよ
くちにはだせない
ふたりのかんけいが
れんあいにかわることは
ないのなら
このままむねに
しまってあいたほうがいい
あなたがほかのおんなのこと
わらってるすがたみただけで
どうしてこんな
きもちになるの
いきがくるしいよ
いまだってちかくにいるのに
それいじょうのぞみはじめてる
いえない
だってわたしはきょうも
あなたのともだち