Leeca
Gackt
木漏れ日の中で君は笑ってた
膝の上で眠る子犬もやすらかな顔をして
小さな本を手のひらに広げて
きれいな指でそっと言葉をなぞる
その笑顔で何もかも救われると思ってた
限られた空の下で消えた
あの頃の君を思い出には
作られた夢の中で見てた
あの空は、もう
透き通る風の中、儚くて抱き寄せた
振り返る姿は今もまだ
離れなくて
限られた空の下で
そっと囁いた言葉を繰り返して
閉ざされた胸の中で
今もあの頃と同じように笑っている
夕暮れに響く子供たちの声は
笑顔を連れて消えていく