Hakuro
Gackt
誰にも消せない悲しみに
微笑みあった記憶を重ねて
どれだけ探し続けてても
お前だけがいない
炎に抱かれながら
夜空に身を放ち
舞い散る桜のように
別れも告げずに消えた
置き去りにしたお前の涙は
千の光の星に変えて
途切れぬ闇を優しく包んで
いつまでもこの腕で抱きしめてたい
あの日の帰らぬ微笑みが
孤独の狭間に語り始める
どれだけ涙を流しても
お前は戻らない
濡れた夜風も
寄り添う薄霧の音も
お前の大好きな夏が終わる
あの日と変わらぬこの場所で
お前が残した温もりを抱いて
叶わぬ願いを呟いた
もう一度会いたい
今も消せない悲しみに
微笑みあった記憶を重ねて
どれだけ探し続けてても
お前だけがいない