霊蕾 (-laylay-)
Hazuki (葉月)
神様 もう少しだけお待ち遊ばせ
この世に置き去りの
未練に触れさせて
息を止めた私は
まるで奴隷のよう
やがてこの実空に咲く花の蕾
だから叶うのなら
さあ 先誇るその前に
花びら売るわせながら
ただあなたが気がかりなの
寂しがりだから
霊々 あなたの中
魂で目覚めるわ
霊々 悲しまないで
いつでも見てるから
神様 あと少しだけお待ち遊ばせ
大切なものを壊したくはないから
だから叶うのなら
どうか今だけは
また会えるなんて戯れ言は
悲しみが海出した嘘だ
何もかも消えてしまうなら
there is not enough time
どうせ終わりのない
おとぎ話なんてない
いつの間にかバイバイ
なんてやるせない
でも感情の行方がどこにもない
君を置き去りにしたことだけが
許せない
ねえ もういいよ
もう苦しみないで
花に包まれた美しき君よ
まだ触れられるこの時に
手と手を絡ませながら
絶対あなたに伝えたいの
離さないよ
さあ 先誇るこの夜に
花びら吹雪かせながら
ただあなたが気がかりなの
寂しがりだから
霊々 あなたの中
魂で目覚めるわ
霊々 悲しまないで
いつでも見てるから
霊々 頭の中
私を咲かせるわ
霊々 悲しまないで
あなたを見てるから
いつだって守ってる