Summertime Record

昨日も今日も青天で
入道雲を見ていた

だるいくらいの化粧だ
おもむろに目を閉じて

それ」はどうも簡単に
思い出せやしないようで

年を取った現状に
ひってたんだよ

大人ぶった作戦で
不思議な合図立てて

行こうか、今日も戦争だ
立ち向かって、手を取った

理不尽なんて当然で
ひとりぼっち、しいられて

迷った僕には
憂鬱になりそうになってさ

清高草を分けて
にじむ太陽にらんで

君はさ、こう言ったんだ
孤独だったらおいでよ

騒がしさがノックして
生まれた感情さえも

頭に浮かんでは絞んだ
幻なのかな

秘密基地に集まって
楽しいね」と単純な

あの頃を思い出して
話をしよう

飛行機雲飛んでいって
眩しいね」と泣いていた

君はどんな顔だっけ

なぜだろう、思い出せないな

痛いくらいに現実は
足早に駆け抜けた

選んだ今日は平凡で
崩れそうになる日々さ

昨日の今日も延長線
大人だって臆病だ

今になってなんとなく
気づけたみたいだよ

廻る世界のidea
枯れる太陽、炎天下

陽炎が由来だ
忘れないで、さあ、進もう

もどかしさに何度でも
明日を夢に見ていた

戻らない、先のある世界へ
僕たちで変えよう

思い出して、終わったって
秘密基地も、冒険も
あの日に迷い込んだ話のことも

ひとりぼっちが集まった
子供たちの作戦が
また今日も廻り出した

また、どこかで

涼しいね」と言い合った
夏空は透明だ

泣かないように、吸い込んで
さようなら」しよう

秘密基地に集まって
笑い合った夏の日に

またどこかで思い出して
出会えるかな」と

何度でも描こう