Usagi To Kame

もしもしカメよカメさんよ
世界の中にお前ほど
歩みの呪いものはない
どうしてそんなに呪いのか

なんとおっしゃるウサギさん
そんならお前とかけ比べ
向こうの小山のふもとまで
どちらが先に駆けつくか

どんなにカメが急いでも
どうせ晩までかかるだろう
ここらでちっと人眠り
ぐーぐーぐーぐー
ぐーぐーぐー

これは寝過ぎたシクジッタ
ぴょんぴょんぴょんぴょん
ぴょんぴょんぴょん
あんまり遅いウサギさん
さっきの自慢はどうしたの