Orion

あなたの指が その胸が その瞳が
まぶしくて 少しめまいがする夜もある
それはふいに落ちてきて あまりにも暖かくて
飲み込んだ 七色の星
はじける火花みたいに ぎゅっと僕を困らせた
それで舞いだ歩いてゆけること教わったんだ

神様どうか どうか 声を聴かせて
ほんのちょっとでいいから
もう二度と離れないように
あなたと二人 あの星座のように
結んでほしくて

夢の中でさえ どうも上手じゃない心具合
気にしないでって 泣いていたこと 泣いていたこと
ほつれた袖の糸を引っ張って ふっと星座を作ってみたんだ
お互いの指を星として
それはひどくデタラメで 僕ら笑い合えたんだ
そこにあなたがいてくれたなら それでいいんだ

今ならどんな どんな 困難でさえも
愛してみせられるのに
あんまりに柔らかくのすんだ
夜明けの間 ただ目を見ていた
淡い色の瞳だ

真っ白でいる凍季みたいな
声をしていた 冬の匂いだ
心の中 静かに進む
嵐をかう闇の途中で
落ちてきたんだ 僕の頭上に
煌めく星 泣きそうなくらいに
触れていたんだ

神様どうか どうか 声を聴かせて
ほんのちょっとでいいから
もう二度と離れないように
あなたと二人 この星座のように
結んでほしくて

oh oh oh oh
結んでほしくて