Sanmon Shosetsu
King Gnu
このせかいのだれもが
きみをわすれさっても
ずいぶんふけたねって
きょうもとなりでわらうから
おびえなくていいんだよ
そのままのきみでいいんだよ
ふえたしわのかずをとなりでかぞえながら
ぼくらのじんせいが
さんもんしょうせつだとしても
なげうるきはないね
なんどでもかきなおすよ
だれもがあいまかせ
いつまでもさまようさだめ
このはなしのはての
そのさきをかきたすよ
しんじつとむかいあうためには
ひとりにならなきゃいけないときがある
あやまちだとわかっていてもなお
えがきつづけたいものがあるよ
ああ
だぶんばかりのきゃくほんと
さんもんしばいにいつまでも
つきあっていたいのさ
ああ
きみのぶきょうな
ひょうじょうやことばひとつで
すくわれるぼくがいるから
あのころのかがやきが
いきをひそめたとしても
ずいぶんふけたねって
あすもとなりでわらうから
かなしないでいいんだよ
そのままのきみがいいんだよ
すぎゆくびょうしんをとなりでかぞえながら
とめどなくながるなみだあめが
しょうせつのようにじんせいをなんしょうにも
くぎってくれるから
おろかだとわかっていてもなお
あがきつづけなきゃいけないものがあるよ
ああ
たちつくした
あのひのたよりないせなかを
いまならつよくおしてみせるから
ああ
ぼくのくだらない
ひょうじょうやことばひとつで
ほほえんだきみがいるから
ああ
だぶんばかりのきゃくほんと
さんもんしばいにいつまでも
つきあっていたいのさ
ああ
きみのぶきょうな
ひょうじょうやことばひとつで
すくわれるぼくがいるから
ああ
たちつくした
あのひのたよりないせなかを
いまならつよくおしてみせるから
ああ
ぼくのくだらない
ひょうじょうやことばひとつで
ほほえんだきみがいるから
このせかいのだれもが
きみをわすれさっても
ずいぶんふけたねって
きょうもとなりでわらうから
おびえなくていいんだよ
そのままのきみでいいんだよ
ふえたしわのかずをとなりでかぞえながら