Fusetsu Nagare Tabi
Kitajima Saburo
やぶれひとえにしゃみせんだけば
よされよされとゆきがふる
なきのじゅうろくみじかいゆびに
いきをふきかけこえてきた
あいや- あいや
つがるはちのへおみなと
しゃみがおれたらりょてをたたけ
ばちがなければくしでひけ
おとのでるものなんでもすきで
かもめなくこえききながら
あいや- あいや
おたるはこだてとまこまい
なべのこげめしたもとでかくし
ぬけてきたのかおやのめを
かよいずまだとわらったひとの
かみのにおいもなつかしい
あいや- あいや
るもいたきかわわっかない