Hitomodoki

気まぐれに鳴り出す君のせいで笑いたい日々から退場
遠のいた天井に透かってる

人もどきは今日も息を吸って笑えない日々だけ感傷
これが僕の人生です

エイリナ刃物の深い傷より
知らずに開いた心の穴が痛いよ
気づいたよ辞書に名もないような
鳴りそこないだろう

知ってたまるもんか

人のなりで人になれずに
乗って嘆いた世界を愛してしまった
この心臓が脈打つだけの冷めない夢を見ている
僕を人もどきと呼ぶ

誰にも言えないことを増やした独り占めの心の証明
ねえ僕はこんなんさわかってよ

切ってもらっても構わないや嘆いてくれないか君も
僕を覚えてくれましたか

愛とか未来とかどこかで馬鹿にした
耳触りな言葉

どんなにどんなに強がって歌ったって
穴開いた両目に溢れていく

寂しいよ
もうどうしようもないくらいに今日に過ごってしまった
失うことが怖くなるような優しい夢を見ている
僕を人もどきと呼ぶ

気まぐれに鳴り出す君のせいで笑いたい日々から退場
遠のいた天井に透かってる
ならばどうかあのガラクタみたいに
蹴飛ばして船出けれたならいいのに

人のなりで人になれずに
乗って嘆いた世界を愛してしまった
優しい人の人になれずにこの命を愛してしまった

心臓よ心臓よいっそ止まって欲しかった

僕を人もどきと呼ぶ