Keitairenwa
Mafumafu
いつまでもてばなせないかんじょうは
ひとさじのあまさでうすよごれている
あこがれのものがたりとちがうのは
どうしてもふあんになるいじょうのかんしょくが
たりない
ちくたく
ちくたく
きみとかわす
とりとめのないことばゆわいて
ちくたく
ちくたく
おかわれの
ころあいになっただけ
くちもとにのこる
あまさはどこへやろう
ねえ、あいしておつないで
うそだってわらって
どこへいたってじゅわきごし
てごろなれんわ
きまりのせりふ
いきをひそめて
あいしてるよ
くちをつけずに
さめたこうちゃを
すてられないようなこいでも
こころいじょうのことばで
きみをきかせて
もしもし
おもいでといまをつなぐかいせんが
いつからかほぐれかけていたんでしょう
ひとりきりなれてしまうてちがいに
いつひぞもささくれだつ
こころがやまない
どうせならもう、きみが
さいていなことばでこわして
いたずらなやさしさに
むねがおかしくなるの
くるしくなるの
ちくたく
ちくたく
きみをさがす
びょうしんにぎったまままよって
ちくたく
ちくたく
どうせまた、おやすみになったふり
もういいよ
それならばもういいよがきょうもいえないや
りれきにないような
ささやきはいらない
ねえ、あいすならあいしていや
ならばきらってしろくろつかないだあじりん
まぶたのいらない
うそのことばに
あいをせがんでしまう
いかないでよ
くうちをつけずに
さめたこうちゃを
すてられないようなこいでも
こころいじょうのことばで
きみを
きかせて
もしもし
きみと
つなげて
もしもし