Madrigal
Malice Mizer
繰り返す言葉だけ 胸の中をかすめる「君に会いたい
誰よりも大切な二人になるために ただそばにいたいだけ
振り返るといつもある微笑みの大切さえ
季節の終わりまでわからないまま
ほんの少しの勇気があれば優しくもなれたのに
失ったものの大きさを初めて知った
目を閉じて空に願う
照れながらつぶやいたあの時の言葉をもう一度
まどろむ午後の陽射しの中で消えた足跡を見つめて
影がのびる夕暮れに現実を呼び覚ます
夜の吐息に戸惑いを消せなくて
繰り返す言葉だけ 胸の中をかすめる「君に会いたい
誰よりも大切な二人になるために ただそばにいたいだけ
抱きしめて壊れるのならそれでもいいと思った
そんな過去にさよならをつぶやいて