Kyuukurarin (きゅうくらりん)

うるさく泣いた文字盤を見てた
きっときっと鏡越し八時過ぎの匂い
白けた顔変わってなくてよかった
ピンクの上木鉢のぐちょぐちょした心のそばに

大きく育ったもの結ばれた蕾が
こんなにも愚かしい

ああ化石になっちまうよ
ああ取りつくろって痛いな
ちゃんと笑えなきゃね
大した取り柄もないから

からっぽが埋まらないこと
全部晒れてたらどうしよう
あああなたの右ドナリ
私キュークラリン

そばにたぐり寄せたマツロ
枯れ落ちた蕾が
こんなにも汚らわしくていじらしい

ああ呪いになっちまうよ
ああ諦めたって言わなくちゃ
頭の中で
ノイズが鳴り止まないから

からっぽが埋まらないこと
全部晒れてたらどうしよう
あああの子の言う通り
終わりなんだ

ああ幸せになっちまうよ
ああ失うのがつらいな
全部無駄になったら
愛した罰を受けるから

ひどく優しいあなたの
胸で泣けたならどうしよう
最後見たのはそんな夢
私チューブラリン