Kibou no Kakera

教えてあげましょう
笑わないで聞いてね
この世界の素敵な物語

どうして空が青く
木は緑なのか
太陽が
あんなにも眩しいかを

きっとたぶんそれは
難しい言葉を
必要なんてしていなくて
手では触れられないから

今 叶わないことのない
夢だけを夢見てゆくの
すぐに届きそうな理想より
もっとずっと欲しいものがあるの

泣きたくて 泣きたくて
泣くのなら 涙を拭いて
だって可愛いのは 笑顔が一番でしょ
だけど全部と言わせて

ほら見て ここには
ないものなどないのよ
びっくりするほど よくできてるの

そこら中に
煌めく希望のかけらが
散らばって
いくらでも輝いてる

そうね そんなことは
わかってるつもりで
それは頭の中でだけで
何もわからないままで

今 終わらないはずのない
愛だから 愛せるように
もう何もいらない それ以上
だけどもっとこんなものじゃないの

怖いなら そこにいて
そこにいるなら 泣かないで
だって可愛いのは 笑顔が一番でしょ
だから笑っていたいよ

溢れ出す想いを
自由すぎる空へ
解き放たれる時が来たら
君は笑ってくれるの

今 叶わないことのない
夢だけを夢見てゆくの
不確かな未来を走るから
だからずっと捨てられずにいるの

届くなら 受け止めて
届いたら 無理にも抱いて
だって悲しいのは もうたくさんなんでしょ
だから今すぐ笑ってよ