Hologram
NICO Touches the Walls
ましろなけしきにいまさそわれて
ぼくはいくよまだみぬせかいへ
まいごのままたびしてた
ねずみろのそらのした
ひがわりのちずいくつものゆめがにじんでいた
いつかはさ
ちっぽけなぼくのこのほはばでも
あのくものむこうまでゆけるかな
つよがってきずついた
こころすかしたように
ふりだしたあまつばたちが
らんはんしゃくりかえす
まっすぐなひかりがこうさして
ゆきさきもつげぬまま
どこまでもつきぬける
あわいざんぞうりょうめにやきつけて
とどくはずなんだまだみぬせかいへ
しらずしらずにはっていたのは
しろくろのすてっかーで
だいじなものぼくらはかくしてしまっていた
だからもうちよりはなよりほしのあかりより
きれいなゆめというなのほろぐらむをざわめきを
はみだしてさからって
いつかえがいたふうけい
くやしさもさびしさも
いまあわみたいにひけとぶ
まっすぐなみちでつまずいたって
かさぶたはがれたら
いまよりきっとつよくなれる
まっしろなけしきにいまさそわれて
ぼくはいくよまだみぬせかいへ
かすむそらのさきに
にじいろのひかり
あしたのかげにふるえるたびに
とおくでぼくをよぶこえがして
まっすぐなひかりがちらばって
あめあがりのごごに
たばになってふりそそぐ
むげんのぐらでーしょんがいままざりあって
このそらのしたどんなとこにいても
かならずとどくはずさまだみぬせかいへ