Kemono yuku hosomichi
Shiina Ringo
このよはむじょう みんなわかってるのさ
だれもがうつろうそうたえまないながれに
ただうおうさおうしている
いつもどおりおきまりの道にひそんでるあきのよる
きぶくれしていきながらしんじゃいめかとふといぶかる
かいならしているようでかいごろしているんじゃないか
じぶんじしんのさいのうをあたまとからだ、まるでくいちがう
にんげんたるまえのたんにそっちょくなかんどうたよっていたいとおもう
そうほんしょうはけものまるごしのいのちをいまのばなしにつっぱしようぜ
ゆきさきはこときれるばしょだいしぜんとしていざいこう
そっとたちいるはじめてのみちにふるえてふゆをおぼえる
まぎれたくてあしなみそろえてあんしんしていたきのうにはじいる
きづかっているようできづかわせているんじゃいやだ
じこぎせいのふりしておためごかしが、とんだかまとと
けんそんするまえのたんにそっちょくなたいどでほこっていたいとおもう
そうしょうたいはけものかじかんだいのちでこそなしとげたけっかがすべて
こどくとはいいかえやじゆうだまってとおくへいこう
もんほんがてんぷらかなんてなんせんす
のうがきはもうけっこうです
こうかふこうかさえもしょうはいさえもとうにんだけにいみがある
なけなしのいのちがひとつどうせならつかいはたそうぜ
かなしみがおおいかぶさらうとだきかかえていくまでさ
かりもののいのちがひとつあつかましくつかいこんでかえせ
さあむさぼれわらいとばすのさだれもとおれぬほどせまきみちをゆけ