Heikousen
Sayuri
たいようけいをぬけだして へいこうせんでまじわる
わたしときみのかげのように のびているへいこうせん
ゆうきがないのは じだいのせいにしてしまえばいい
いつまでたっても おもいはくちにだせないまま
ただこわれないように おなじきょうをくりかえし なぞって
どこにもいけないねがいのいばしょをさがしてた
きみのくちびるから こぼれだすことばになりたい
たいようけいをぬけだして へいこうせんでまじわる
そんなかなわないのぞみも ふがいないこえもひきつれて
かんじょうぜんぶながしきったら えがきはじめてみせるよ
わたしときみのかげにいまてをのばすへいこうせん
ゆうきがないのは でんしのせいにしてしまえばいい
ぐちをつくのは いつでもうらがえしのことば
ねえ、となりじゃなくても のうりにいばしょがあればいいから
きみをすくううた いつかわたしがすくわれるように きょうも
ここでちゃんといきてくから
きみのくるしみをきりさけるひかりになりたい
たいようけいのじょうしきも くつがえしてふれたい
そんなゆめものがたりが あたまをまわってはきえてゆくよ
かわってくのがこわくて こっそりかけだした
わたしをふたつにきりはなしてくようなへいこうせん
はじまらないふたりは どこまでもあるいてゆくの
はじまらないはなしだって きせきをきざんできたの
たいようけいをぬけだすと へいこうせんはまじわる、と
そんなゆめよのむこうに
こたえすくいあげたなら
たいようけいをぬけだして へいこうせんでまじわる
そんなかなわないのぞみも ふがいないこえもひきつれて
かんじょうぜんぶながしきったら えがきはじめてみせるよ
わたしときみのかげにいまてをのばすへいこうせん