Ai No Kotoba
Spitz
かぎりあるみらいをしぼりとるひびから
ぬけだそうとさそったきみのめにうつるうみ
くだらないはなしでやすらげるぼくらは
そのおろかさこそがなによりもたからもの
むかしあったくにのえいがで
いちどみたようなみちをゆく
なまぬるいかぜにふかれて
いまけむりのなかでとけあいながらさがしつづけるあいのことば
きずつくこともなめあうこともつつみこまれるあいのことば
やさしいそらのいろいつもとおりかれらの
あおいちにそまったなんとなくうすいそら
こげくさいまちのひかりが
ぺっとぼとるでくだけちる
ちがういのちがゆれている
いまけむりのなかでとけあいながらさがしつづけるあいのことば
もうこれいじょうすすめなくてもさがしつづけるあいのことば
くもまからこぼれおちてくかみさまたちがみえる
こころのいとがきれるほどつよくだきしめたなら
いまけむりのなかでとけあいながらさがしつづけるあいのことば
きずつくこともなめあうこともつつみこまれるあいのことば