Line
Sukima Switch
せっかく晴れたからって言い訳を一つ放り投げ
ガレージから行きおいまかせ飛び出した
目的地は南へ踏み込んでいくペダルは海の方
地図なんて見ない決められたようなルートは嫌
誰かの轍は足が取られて困る
一心不乱に描く一直線ラインは
予想見れば転んで途切れそうだ
こんま二秒の未来へ二つの車輪で進め
とにかく焦げ
通り過ぎていった時間の捕え方で今が変わっていく歴史と
するか、過去と見なして行くのか
誰かが僕にさとした言語たちの名言でさえも
口をついてこぼしたセリフただのワンシーンだろう
そろそろ僕にも出番がくる頃かなあ
去って行く景色がスピード上げていく
新しい世界が体を突き刺す
迎え風を裂いてハンドルが導いていく
一層焦げ
時の流れを拗め人が歴史と納付ける
でも僕はそこに価値を見出しはしない
ただ息を切らしこの瞬間を塗り替える
一心不乱に描く一直線ラインは
僕にしか見れないパノラマへ続く
こんま二秒の未来へ今を切り開いていけ
必死で焦げ
死ぬまで焦げ