Hibana
The Sixth Lie
夜を刺す無数の遠吠えが
天を貫いた
僕らみんなたったひとつの満月に
そうやって手を伸ばして
目的地の消された地図持って
燃える炎交し合って
荒れた未来図は続いてるけど
痛みも全部受け取って
連れていくんだと深く胸に誓って
ぶつかって傷ついて
いつかまた、ここに来るんだ
一切の現実も
燃え尽きれば美しい
駆け抜ける白の世界で
迷いを捨てた火花が今、散った
遠くを見つめる瞳が
夜に輝いた
あの日から続く願いを
背負って生きたいだけ
一寸先が闇の中だって
見てる場所はただ一点
儚ささえも強みになるけど
終わりはきっと突然に
やって来るんだと深く胸に刻んで
旅立って彷徨って
いつかまた、ここに来るんだ
一切の現実も
燃え尽きれば美しい
今はまだ、終われないんだ
救いを求めて呪われた運命を
僕ら受け入れて走り続けていく
この指先まで澄まわった衝動を抱いて
過ぎ去った星たちは
明日もまたそこにいるんだ
腐った感情の
煙は高く上って
ぶつかって傷ついて
いつかまた、ここに来るんだ
一切の現実も
燃え尽きれば美しい
駆け抜ける白の世界で
迷いを捨てた火花が今、散った