Gajumaru (Michiro Endo)
The Stalin
赤い月が落ちてくるよと海が騒ぐ
誰も帰ってこないよと風が騒ぐ
ガジュマルの木の下で今宵待ちぼうけ 僕の心は少し悪いよい気分 今通り過ぎた野良猫の足音さえも聞こえてくるよな 張り詰めた気持ち 君は今どうしてる 飛んで行きたい
赤い月と出石の花を夜空に並べ 誰も帰ってこなくとも朝まで見ていよう ガジュマルの木の下で今宵待ちぼうけ 僕の体は一人三五の石垣 赤い月の雫から兎が飛んだ 誰も気付かないその姿 暗ましたガジュマルの木の下で今宵待ちぼうけ 僕の記憶は枯れと戯れた 君は今どうしてる 飛んで行きたい 赤い月と出石の花を夜空に並べ 誰も帰ってこなくとも朝まで見ていよう ガジュマルの木の下で今宵待ちぼうけ ガジュマルの木の下で