Angreifer
Unlucky Morpheus
最後の記憶 暗闇の中
目を凝らした視界に
冷たく伏せる 母の身体と
無瀬るほどの血の匂い
悪夢の中で 誰が問う
後悔はあるかと
頭の中の声が呼ぶ
刑務を果たせと
最悪の目覚めが訪れる
運命よこれを因果と呼ぶのだろうか
死ぬことないの使命を全うせよ
一人残された棺の中で
散った花の色は幻
過去も愛も全て失った
たった一つここにあるのは
乾く白を知らぬ牙だけ
かつて人間だったものよ
赤き血を喰らう獣
の誇りよあれ
衝動が吠える奴ら
を根絶やしにせよ
底知れぬ虚無と
早うに知っている
逃れ得ぬ運命の支配下で
せめてもの息吹に
一度切れた糸を垂れて
生まれ目覚め堕ちた彼の日の少年は
暗く心優し殺意の
他に生きる理由などない
かつて人間だったものよ
奪い奪われる獣の覚悟よあれ
本能が剥ける残らず土に返せと
憂鬱漠すし故花向け
罰も棘も全て引き裂いた
高が似の乱髪 不貞に
二度も逃げる道は与えない
純潔か混血か
お前はどなただ
誰に向かって口を聞いているのか
本当に理解しているのか
亡き者へ捧ぐ祈り
に終わりはない
永遠の断罪がこの
身の定めならば
赤き血を喰らう獣
よ破滅を変え
魂が叫ぶ奴ら
を全て葬るまでは
深く吐き出す
煙に抱かれ
彼は降り立つ
ああ幾度でも