Cloud 9
Wolf's Rain
こえがきこえる
なきやんだそらにひびくこえが
こころのまと いぬいた
きみがいたなつ
おいかけ ふゆのおわりをゆく
みちびいてくれるのは
あのひきこえたきみのことば
ふぶきのにおい
バイオンにまざったこうしゅは
おもいではたくさんあるけど
ふりむけばそれだけおくれてしまいそうだから
やみくもにそのみちをすすんだ
あすをいのりながら
かぎりない はてしない かけがえないゆめに
かりたてるのは ねむれるやせいなんだ
アテのない かざらない すくいのないひびを
あるきつづける
ぼくらはたびのこどもだから
みちびかれているのか
なにかからにげつづけているのか
(おわりなきせかい)
いつかたどりついたとき
ゆめのつづきがみえるだろう
かわらない おそれない ぼくたちのつよさ
ぜつぼうからのはじまりてにしたから
わすれない うばえない とおいひのきおく
ちいさなほねがのこされてるしっぽ
かぎりない はてしない かけがえないゆめに
かりたてるのは ねむれるやせいなんだ
ちょうじょうのぼりつめたクライマーのように
しふくのばしょへ いつかたどりつきたい
あるきつづけよう
ぼくらはたびのこどもだから
こえがきこえる
なきやんだそらのかなたで
きみがまっている