Soubou
Tatsuro Yamashita
とおくかげるそらから
たそがれがまいおりる
ちっぽけなまちにうまれ
ひとごみのなかをいきる
かずしれぬひとびとの
たましいにとどくように
こおりついたよるには
ささやかなあいのうたを
ふきすさんだかぜにおびえ
くじけそうなこころへと
なかないでこのみちは
みらいへとつづいている
かぎりないいのちのすきまを
やさしさはながれてゆくもの
いきつづけることのいみ
だれよりもまちのぞんでいたい
さみしさはこはくとなり
ひそやかにかがやきだす
あこがれやめいよはいらない
はなやかなゆめもほしくない
いきつづけることのいみ
それだけをまちのぞんでいたい
とふぃんどうとざとるーすおぶらいふ
たそがれがおりてくる
うたごえがきこえてくる
ららららららららららら