Kaibutsu

Ah、素晴らしき世界に今日も乾杯
街に飛び交う笑い声も
見て見ぬ振りしてるだけの作り物んさ
気が触れそうだ
くらくらするほどのいい匂いが
ツンと差した花の奥
目を覚ます本能のまま
今日は誰の番だ

この世界で何ができるのか
僕には何ができるのか
ただその真っ黒な目から
涙こぼれ落ちないように

Ah、願う未来に何度でもずっと
繰り返す
この間違いだらけの世界の中
君には笑ってほしいから
もう誰も傷つけない
強く強くなりたいんだよ
僕が僕でいられるように

素晴らしき世界は今日も安泰
街に渦巻く悪い話も
知らない知らない振りして目を逸らした
正気の沙汰じゃないな
真面目に聞かざった行進
鳴らす足音が弾む行き先は
消えない消えない味が染みついている
裏側の世界、Ah

清く正しく生きること
誰も悲しませずに生きること
はみ出さず真っすぐに生きること
それが間違いないで生きること
ありのまま生きることが正義か
だましだまし生きるのは正義か
僕のあるべき姿とは何だ
本当の僕は何者なんだ
教えてくれよ
教えてくれよ

今日も
答えのない世界の中で
願ってるんだよ
不器用だけれど
いつまでも君とただ
笑っていたいから
Ah、跳ねる心臓が
体揺らし叫ぶんだよ
今こそ動き出せ

Oh、弱い自分を何度でもずっと
繰り返す
この間違いだらけの世界の中
君には笑ってほしいから
もう誰も泣かないよう
強く強くなりたいんだよ
僕が僕でいられるように

ただ君を守るそのために
走る走る走るんだよ
僕の中の僕を超える