Tokyo
Yui
墨なれたこの部屋を
出てゆく日が来た
新しい旅立ちにまだ戸惑ってる
駅まで向かうバスの中
友達にメールした
朝のホームで電話もしてみた
でもなんか違う気がした
古いギターを一つ持ってきた
写真は全部置いてきた
何かを手放して そして手に入れる
そんな繰り返しかな
強がりはいつだって夢に続いてる
臆病になったらそこで途切れるよ
走り出した電車の中
少しだけ泣けてきた
窓の外に続いてるこの街は
変わらないでと願った
古いギターをあたしにくれた人
東京は怖いって言ってた
答えを探すのはもうやめた
間違いだらけでいい
赤い夕焼けがビルに途切れた
涙をこらえても
次の朝がやってくる旅事に
迷うことだってあるよね
正しいことばかり選べない
それくらいわかってる