「僕は…」 (boku wa...) (I Am...)
Atarayo
きみがぼくにみせてくれた
せかいはとてもきれいだったな
しょかのすきまにすまう
いちりんのはなは
ぼくにはとどかぬそんざいで
ことばのおくにすまう
ほんねのたねはもう
ひのめもあびずにかれていた
まわりとくらべてはまた
じこけのおちてく
こわくなるんだそれでも
きみのすべてに
すくわれて
きみがぼくにみせてくれた
せかいはとてもきれいだったな
まるでぼくがぼくじゃなくなっていく
そんなひびもどこかいとおしくて
またきみにこいをしる
きみのとなりでは
なぜだかまえより
いきがらくにおもえるんだ
ささいなふあんも
たかなるこどうも
ぼくをはしらせるまほうだ
きみがぼくにみせてくれた
せかいはとてもきれいだったな
まるでぼくがぼくじゃなくなっていく
そんなひびもどこかいとおしくて
ぶつけるんだぼくのすべてをきみに
からっぽでよわいじぶんからめをそむけ
みたいものだけをみていたあのころ
ぼくはじぶんをとくべつだとおもっていた
あたりまえとおもっていたにちじょうも
きみにであってからのぼくには
まるでちがうとくべつなものにおもえた
おおげさだときみはわらうだろう
でもほんとうなんだ
いまのぼくをつくったのは
ほかのだれでもないきみだ、きみなんだ
ありがとうとすなおにいえたのは
きみがえがおがそばにあったからで
いつしかぼくのせかいひろがったのは
きみのことばがぼくをかえたから
きみがぼくにみせてくれた
せかいはずっとわすれないよ
まるでぼくがぼくじゃなくても
そんなひびにきみがいるのなら
とわにぼくらこいをする