少年よ月下を病走れ (shounen yo gekka wo hashire)
Bungou Stray Dogs
血を流した皮膚組織は
少し立てばもう元通りだ
引き連れてる傷跡が
そんなこともあったと言うぐらいだろ
そうさとして
痛みごまかすたび
感化できない衝動だけが
渦巻いた
走れ走れどこに向かうか
知らない見えないだけど行かなきゃ
空ろに開いた胸の隙間から
行きたいと声がする
だから迷わず月下を
走れよどんだ日々から
血を決って
あり触れてる感情だと
笑い飛ばしてもああ消せずにいた
悲しいかな僕はただ
孤独という檻から抜け出せずに
期待して
傷ついて目を閉じた
この次は違う言葉
また期待して
叫べ叫べ歪な声で
存在さえも否定されたって
希望持つのは止められなかった
寄り添ってくれたのは
仄白い光で
叫べそう聞こえた
いつの日か
こんな自分でも
必要だと誰か言って
くれるなら
足掻け足掻け尽きぬ涙も
生きる者の証と思え
恐れるよりも何もしないまま
奪われる運命を止めろ
走れ走れどこに向かうか
知らない見えないだから行くのさ
空ろに開いた胸を叩いては
少年と呼びかける
誰かに出会うまで
走れ迫る未来が
そうゆうから