とって (Totte)
Centimilimental
ねえ、こっちむいて
すこし話きいて
いつものくせでちゃかしたりしないで
ずっと思っていた
でも伝えられなかった
きもちをちゃんと伝えるから
ひだまりにねむるかおも
すねたときそっぽむくとこも
ぼくだけにそっとみせてほしいよ
これまでこれからさきも
だから
きっときみにとってぼくにとって
たいせつなこんなひびが
ずっときみにとってぼくにとって
なくせないたからものになるように
ほらきみがいつかふさぎこんでのぞきこんだ
ふかくながいやみでも
ちゃんとぼくがずっときみのてを
つよくつよくにぎってはなさないと
ちかうから
ねえ、どんなきれいにきかざったきみよりも
ねぐせすがたをみてわらっていたいな
とびはねたかみをなおすそのしぐさで
あたまをなでてあげたいな
きみらしくいきていてね
ころんだらおこしてあげるから
まよったらそのてひいていくから
つないだおもいははなさない
だから
きっとじぶんなんてうまれて
こんなければよかったなんて
どんなかなしいことがあった
ときでもいわないでいてよ
ちゃんとかなしみやくるしみ
そのぜつぼうもすべてうけとめるから
そしてよろこびやきらめき
きみきぼうをふたりでわらえるように
ちかうから
きせきだとかうんめいだとか
そんなのどちらでもよくて
ただこうしてきみがぼくのそばに
きょうもいてくれてよかった
きときみにとってぼくにとって
たいせつなこんなひびがずっと
ちゃんとかなしみやくるしみ
そのぜつぼうもすべてうけとめるから
きっときっときっと
ほらきっときみにとってぼくにとって
たいせつなこんなひびが
ずっときみにとってぼくにとって
なくせないたからものになるように
ほらきみがいつかふさぎこんでのぞきこんだ
ふかくながいやみでも
ちゃんとぼくがずっときみのてを
つよくつよくにぎってはなさないと
ちかうから
ちかうから
ちかうから