夢をみせて (yume o misete)

やわらかいまぶたがひらくのをまってるじかんがいとしくて
ふれたてあたたかくてむねがくるしいの
ずっとかわらないってやくそくしたのにね

あなたのこどうでみみをふさぎたい
こどくにながいゆびからませて
はなれないのまっすぐみてよ

いっしょにあるいたさくらなみきみちの
なにでもわらえたあざやかなおもいでかんで
いまをわすれたい

ふれあったしゅんかんになにをかんがえてるの
なんどもごめんっていわないで

どこにもいかないでもうすこしだけ
となりにいれたらそれでよかった
あなたはいえないだろうからわたしからいうよ
こんやはあのひのふたりのゆめをみせててね

あなたがにがてなみちもおぼえたし
いまほしいことばもしってるよ
まもりたかったかなしみから

こわばったくちびるもへんないとしかたもすきよ
わたしんなしでだいじょうぶ？ねえ

どこにもいかないでもうすこしだけ
どうしようもないことくらいわかってるよ
あなたがすわったせきはあいてるままでいい
こんやはあのひのふたりのゆめをみせてよ

くもこもるよるもえいえんに
あいちかうどれすよりじゅんぱくを
そこのないぐらすにそそぐから
はたされないやくそくはもうしない

どこにもいかないでもうすこしだけ
おもいでもきずもぎゅっとだきしめてね
あなたはいえないだろうからわたしからいうよ
こんやでさいごのふたりのゆめをみせて
ばいばいひとりのあさにゆめおわらせて