Yuuzora No Kami Hikouki
Hajime no Ippo
やさしいいろした
そらをうつして
こうそうビルがやけにきれいだ
ゆうきかうひとたちそれぞれのむね
のなかでけしきはかわってみえる
かなしいいろしただれかのために
いまのじぶんになにができるのか
とべないとりたちそんなにそらが
たかいとはおもわないおもいたくない
ちょっとしたことでふあんになるから
だいじょうぶだって
かいた「のーと」の「ぺーじ」を
やぶってつくった
かみひこうきがとんでゆくよ
あしたにどうか
まにあうように
ずっとずっとずっとずっと
ゆうひをおいかけているよ
かみひこうきがおちないように
ぼくはそらにねがいをかける
ずっとずっとずっとずっと
ゆめがみたいから
やさしいいろしたじかんのなかで
じぶんがとてもちいさくみえた
おわってしまうきょうをおもって
なにかできること
をさがすけれど
なんだかちょっとかんがえすぎたな
だいじょうぶだって
おもえればそれが
だいいっぽうになる
かみひこうきがとんでゆくよ
あしたにどうか
まにあうように
ずっとずっとずっとずっと
ゆうひをおいかけているよ
かみひこうきがおちないように
ぼくはそらにねがいをかける
ずっとずっとずっとずっと
ゆめがみたいから
かみひこうきがとんでゆくよ
なんどもかぜにぶつかりながら
ずっとずっとずっとずっと
とおくまでどこまでもたかく
かみひこうきがとんでゆくよ
ゆめがゆめ
でおわらない
ようにずっとずっとずっとずっと
しんじつづけている
だからずっとずっとずっとずっと
とんでゆけるよ