Kara No Waremono
Hitorie
しょうもないことば、ばかりだ
ふわり女の子がういている
そうぞうはただとおくへ はりのないくらしのなか
どんなおもいもかれたなら みすかされることもないだろう
さかさま、でとうめいなゆめのふかくまで
おもいだそうとあがくそのたびに はじまりはみえなくなって
きえてしまったようだったんだ
うしろむきのかんじょうはただぼくに、わらえ、というばかりで
そればかりだ
どう、やってこうなった?きみはぼくになにをもとめる
いたいなんてぜんぶうそだ、にあいもしないくつをはいた
そうやってそうやってきみはぼくにせなかをむける
おとしたいたみをかくしてしまうように
なきたいなうたいたいなあ
ぼくにきずいてくれないか
つかみかけたあわいじょうも、それは、ころげおちたきょうだ
さきたいなわらいたいなあ
まずは、おぼえたてのりそうでとおく、とおくまで
どうしようもないことばかりだ
なぜだろうへやになじんでいく
つかいかけのこころではうまくいえないけれど
どうやってそうなった?きみはぼくになにをもとめる
よわいな、ってにげこんだばしょ ここはどうしようもなく、きょうだ
そうやって、そうやって
きみはぼくにえがおをみせる
なくしたばかりのて、おのばすかのように
かなしさをさ、さけびたいんだ
それがからっぽのことばでも
つたえたい、とからしてきたこえはまよいをきったきのうだ
つかれはてたいみをだいてゆこう
おもえばいつもそうさ、とおく、とおくまで
なきたいなうたいたいなあ
ぼくにきずいてくれないか
つかみかけたあわいじょうも、それは、ころげおちたきょうだ
さきたいな、わらいたいな
ここは、どこへもつながる、そうだ