Moji No Dengon

アイン ゲボーツシャフト イン フィアツェーン ツェィヴェーン ツェィヒェン ツァイベン

あなたをたたきおこし
きょうもさわがしいいちにちがはじまる

すききらいせず、やさいもたべなさい！と

またききめのうすいこごとをくりかえす

きょうもまたどろだらけになって
きずをつくってかえってくるのかしら

しんぱいばかりでこじわもふえるわ
まったくおとこのこのははおやなんて
なるもんじゃないわ

けれど
そんなまいにちをわたしはあいしてた

ほんとうはざんこくなこのせかいを

ああじかんよとまれ
おだやかなときをずっと

ずっと
ずっと
ずっと

あなたたちといきたかった

でもそれはおろかなねがい
ひとはいずれしにゆくもの

こをそだちおやをこえてゆく
それがそれこそがしあわせ

へいぼんなわたしは
ながいあいだじぶんのいのちいじょうには

かちのあるものをみつけられなかった

あなたがうまれるまでは

だから
とくべつじゃなくても
ひとよりすぐれてなくても

だれかにみとめられなくても
あなたはいきてるだけですでにいだいなのよ

おねがいどうかわすれないで

たとえあなたがうまれたことを

いつかのろうひがきたとしても

しんじているわあなたのゆくみちはまちがってなどいないと

どうかじぶんをしんじて

さいごのそらにはばたくとりよ
どうかあのこにつたえておくれ

あいしているわ
あいしているわ

うまれてきてくれてありがとう