Brave Phoenix
Mizuki Nana
てとてのぬくもりが
ぼくをつよくする
つみかさねたおもい
そらをかけぬけて
かぜになるこのねがいが
なみださえかわかして
ときはなつちからが
けんになりつきぬける
きっとおわりははじまりのうた
はばたいたとりのうた
たたかういみをみうしなわないで
いのりよほしになれ
いまはともにもやしたほのおを
あしたへのともすびにして
ふるえてもいいから
ぐっとまえをみよう
このむねにちいさなゆうきと
きせきを
きづけばそばにいる
なんてあたたかいの
まるではなのように
いつもよりそって
ほんとうのたからものが
なんなのかきづいたよ
もうにどとまよわない
きみのために
ぼくのために
きっとなみだはにじにかわって
なないろにきらめくでしょう
こころとこころのかけなしになり
せつなでもいいから
そしておおきなつばさをひろげ
あの丘のたいようより
とびっきりのかおで
むじゃきにわらうんだ
ただそらはひかりをまってる
とぼうよ
やがてぼくやきみがおとなになってよるにないてても
このかけがえのないときがみらいのちずになるだろう
さあいまうまれゆくあらたなみちをどうかまどわずに
ほらみあげてごらんちへいせんからいのちがいぶくよ
きっとおわりははじまりのうた
はばたいたとりのうた
たたかういみをみうしなわないで
いのりよほしになれ
ぎゅっとぎゅっとつないだこころを
ぜったいにわすれないよ
たしかなことはいま
たびだつぼくたちが
よあけよりかがやいていること
えがおで
ふりかえらないでゆこう