Chippoke na Ai no Uta
Ohara Sakurako
いきなりうたいだしたり
いきなりキスをしたり
きみにたくさん「ごめんね」っていわなくちゃね
しつくしちゃうのがこわくて
うそばっかついてしまうぼくだけど
でもねきみのまえではほんとうのじぶんでいたかったんだ
ぼくのそんざいが
きみのひかりにかげをおとしてしまうとしても
きみのそんざいは
だれかをてらしつづけていてほしいんだ
ぼくがいてもぼくがいなくても
きみはここできらめいて
もっといっしょにわらったり
もっとないたりすればよかったね
すなおなおもいにいまさらきづいているんだ
いつもきみをおもっているよ
そこかしこにさがしているよ
きみのそのこえがききたいな
いますぐここで
きみのえがおが
ぼくをくらやみからつれだしてくれたんだ
でもぼくのよこがおは
きみのえがおくもらせてしまうんだ
きみがいてもきみがいなくても
ぼくはここにいられない
てのひらにつかんだゆめを
いまはおいつづけていこう
ひとりでもきっとこえてゆける
たとえいまはげんじつに
しばられていきぐるしくても
よあけはたしかにやってくる
ぼくのこのうたが
きみのせなかをそっとおしてくれるといいな
つたえたいこと
なにひとつつたえられないぼくだから
きみのえがおが
ぼくをくらやみからつれだしてくれたんだ
いつかぼくのえがおが
きみのえがおとしんくろするといいな
きみとぼくがであえたこのきせき
こころからかんしゃしているよ
いつかこのうたきみにとどくかな
ちっぽけなあいのうた