Niji
Shinku Horou
いつまで立っても届かないよ
あと何回も繰り返す日常
たとえ届いても終わりじゃないよ
つかんでもすり抜け消える蜃気楼
わかってんだよ このままじゃ駄目なこと
たまに演じていた「理想の自分」はどこに行ったんですか
わかってんだよ このままじゃ終わること
どしゃぶりの中同じとこ回ってるよ
いつ体だっけこんな自分を
虹」のごとく特別な存在だって開き直って
鏡を覗いても見ぬけないよ
気づいた頃にはまたきっと孤独抱えてんだ
突き刺してるのは昨日の自分が入った嘘
また嫌いなとこが増えた
わかってんだよ 言葉は自分自身だ
ただ垂れ流してる亡者の集う中に使ってたって
わかってんだよ 他の誰でもなくて
この空いっぱいの虹をかけてみせるよ
追いかけてるのはいつか自分で描いた未来
また誰かのせいにしてた
わかってんだよ このままじゃ駄目なこと
この目で見出した「明日の自分」はもう信じていいんですか
わかってんだよ 行かなくちゃいけないこと
虹の向こうで待ってる もうひとつの未来へ