Hana Ni Ame Wo, Kimi Ni Uta Wo

夜明けに眠る日々はいつからだろう
窓の向こう深い雨の音混ざるリズム
傷も過ちも死も夢も今も

この醜い人生もごらく、と歌にしたんだ
五千部の上に音した日々も
書き止めた言葉すらも捨てたんだよ

だけど違うこんな景色（世界）はまるで
色のない世界だ

ほら花に雨を
そして
君に歌を
どうかこのまま命が終わるまで
何度傷をえぐって消えぬ過去を乗って
それで何かが変わる気がしたんだ

音楽で世界を救うなんて盛りだけど
夢に、愛に、神様に何が救える
いつたって歌を共せばそこに舞うがいる
そうだったただそれだけで僕は救われていたんだ

生きる残り時間とかしょうみきげんとか
明日の予防白紙の手紙もどうでもいいや
ノートに書きなぐる霜いつもそうだ
正しいとかわかりやしないまま歌にしたんだ

窓かな月の夜に奏でし言葉と
内ない心臓の鼓動で踊ろう
人らひく生てそうしてくたばる
それで見たされるの

ほら花に雨を
そして
君に歌を
どうかこのまま命が終わるまで
何度生てみたって同じ道を辿って
僕はまだ見ぬ明日に夢見てしまうんだろう

自分を騙し大人になるならいいしょう僕は子供でいい
でも時にはあゆみを止めて少し泣いてもいいかな

ほら花に雨を
そして
君に歌を
どうかこのまま命が終わるまで
何度傷をえぐって消えぬ過去を乗って
それで何かが変わる気がしたんだ

今夜に明けをその心に愛を
そうだ人はそうして生ていくんだ
紡いだ言葉も奏でる旋律
何もかも伝えるには足りないよな

音楽で世界を救うなんて馬鹿みたいな
夢に夢見ていたのはどこのドイツだ
運命も明日も終わりも僕らは知らない
もう一層壊れるくらい命を奏で歌う

花に雨を君に歌を
褪せた夢に僕らの色をつけよう